自己紹介
社会保険労務士の村田と申します。
2020年10月から「えん社会保険労務士法人」として業務を行っています。
「えん」とは何か?
例えば、当時会社員だった私が「社会保険労務士」という仕事を知ったのは30歳を過ぎてからのことでした。
もしも、この資格のことを知らなかったとしたら、こうしてこの文章を読んでいる皆様との縁もなかったでしょう。
縁とは、結びついた人と人のつながりです。
住んでいる場所、仕事、興味など、一つでもすれ違っていたらできなかった縁が、様々な偶然によりつながることがあります。縁がつながる確率は、奇跡と言って良いでしょう。
独立後、多くの小規模事業の経営者の方とご縁をいただきました。このご縁のある方々のお力添えに支えられて、今も事務所が存続している、ということに感謝の念も堪えません。これからも縁を大切にしたい、という想いをこめて、「えん社会保険労務士法人」という名前を付けさせていただきました。
縁に良いも悪いもありません。ましてや、損か得かを考えるのも性に合いません。いただいた縁、見えている縁がいかに奇跡かということを常に心に留め、その縁を活かしたいと考えております。また、数ある社労士事務所の中から弊所とつながった縁を、お客様には最大限に活かしていただきたい、という想いもあります。
金銭面で言えば、必ずしも「得」という選択ではないかもしれません。それでも、お客様には縁があって良かったと思っていただけるように、これからも精進いたします。
これから何を目指しているかと言うと…
縁を大切にする、という方針は会社の中でも成り立ちます。
上司と部下、同僚同士、同じ会社に勤めていることは奇跡のつながりなのに、それを簡単に断ち切ってしまうのは悲しいことです。私の価値観を押し付けるつもりは少しもありませんが、社内においても縁を大切にしていただきたい、というのが私の想いです。
その縁を大切にする土壌を作るのは、「傾聴」ではないかと私は考えています。
「傾聴」とは、相手の言葉を隅々まで、先入観を捨ててじっくりと聴くことです。言い換えれば、上下関係に関係なく相手を尊重しながら、相手の気持ちや希望に配慮したコミュニケーションを取る、ということです。
カウンセラーになるには訓練が必要ですが、傾聴するマインドを持つことはそれほど難しいことではありません。
「報・連・相」と言えば、日本のビジネスマンなら誰でも聞いたことがあるフレーズです。ビジネスマナーとして日本の会社に定着をしています。
同じように、「傾聴」をビジネスマナーとして日本に広めたい、というのが私のビジョンです。
そうなれば、自然と社内が活発化して、経営者は安心して経営に集中できて、従業員は会社でもっと生き生きと働くことができるはずです。
私はこのビジョンを実現するまで、この活動を続けてまいります。